2017年を振り返って
こんにちは。みしぇるです。
もう2017年も終わってしまうなあということで個人的に今年の振り返りを残しておこうと思います。来年の年末にまた見て、これでよかったと思えればいいかなと。
今年は僕にとって「迷い」と「悩み」の1年でした。
前半は大学院でどこを受けるか、自分はどんな研究がしたいのかということで迷いました。それまであまり深く考えていなかったというか、漠然とした思いはあったが、物理学科に行けばきっと自分の興味も分かるだろうと思っていた節があったので、実質的に初めて自己分析を迫られることになりました。
今思えば、このときの自分はまともに自己分析などできていませんでした(今もですが)。現在結果的に数学を目指していますが、この時期は数学の先生に話を聞きに行っていたにもかかわらず、自分は物理をやるのだという先入観から数学という選択肢をまともに考えることができていませんでした。
また、迷いに迷ったので何人もの先生に会い、先生の時間も浪費させたし、自分も勉強時間が取れなくなって本末転倒でした。もちろん先生に話を聞くのは大事なことですが、当時の自分に必要だったのは内省的な思考でした。
後半は、自分は本当に物理に進んで良いのかと悩みました。きっかけは偶然数学科のsymplectic幾何の授業を受けたことでした。もちろん物理は好きなんだけど、自分がやりたいのはこういう、物理と数学のインターフェース、それこそVOAと共形ネットではなかったか、そうなると、自分は研究能力がどうこう以前に、根本的に間違えてしまったのではないか、そう思った瞬間に心がしんどくなって何にも集中できませんでした。
このときは自分の精神の弱さを自覚しました。また、周りのいろいろな人に相談することの大事さを再認識しました。
その後休学を決め、現在は数学の勉強をしています。結果的にどうなろうと、これからの1年が無駄にならないことを願ってやっていこうと思います。
それでは、よいお年を。